皮膚・排泄ケア認定看護師の野口です。
12月を迎え、寒さと慌ただしさが増してきた今日このごろ、皆様いかがお過ごしですか?
寒冷においては、褥瘡が増悪する傾向にあります。
今回は在宅で発生する褥瘡についてお話させていただきます。
訪問時、こんな場面に遭遇しませんか?
Aのような急性期褥瘡は、発生から 1~3週間のものをいいます。
「発赤だから d1」と思い込み、実際は深部まで達していたという DTIの可能性もあります。Aのような急性期の褥瘡を発見した時は、発生原因をアセスメントし、それを取り除くことが必要です。褥瘡の原因としては、図のような個体要因もありますが、少しのエッセンスでそれを軽減することが重要です。
次回はストーマの巻です。日常的に困っている皮膚・排泄ケア分野のご相談をお気軽にどうぞ!
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医療法人社団 双愛会
ファミリークリニック蒲田・品川・多摩川
野口祥子(のぐちやすこ)