患者さまの声(ご家族さまからいただいた手紙)
Y様 男性 ご家族
先般は、私の弟が大変お世話になりました。
伊谷野先生、スタッフの皆様の支えがあった事に心より感謝しております。
ありがとうございました。
M様 女性 ご家族
母が大変お世話になり有難うございました。
皆様のサポートに支えられ充分に介護することができました。常に温かく対応していただき、母も安心して皆様の訪問を心待ちしておりました。最後は病院となりましたが、ぎりぎりまで在宅で看取れたことは母も幸せだったと思います。本当に感謝しております。
訪問診療の医療費について 令和3年4月時点
費用の内訳(1ヶ月の費用)※訪問診療は月2回診療に伺います。
医療保険
※単一建物居住者1人に対して行う場合
-
在宅時医学総合管理料※1
- 1割 4,500円/月
- 2割 9,000円/月
- 3割 13,500円/月
厚生労働大臣が定める状態の方 ※2
- 1割 5,400円/月
- 2割 10,800円/月
- 3割 16,200円/月
-
診察料
<訪問診療料>
- 1割 890円/回
- 2割 1,780円/回
- 3割 2,670円/回
+
- 初診料(初回)
- 緊急往診料
- 電話再診料など
-
検査・処置
- 血液検査
- 尿・便検査
- 心電図
- 尿道カテーテル交換
- 点滴・注射
- 褥瘡処置など
-
管理料
- 在宅酸素
- 胃瘻
- インスリン
- 中心静脈栄養
- ターミナルなど
介護保険
※単一建物居住者1人に対して行う場合
居宅療養 管理指導
- 1割 596円/月(298×2回)
- 2割 1,192円/月(596×2回)
- 3割 1,788円/月(894×2回)
※文書代、予防接種代等の自費は、別途かかります(令和3年4月現在)
※1 『在宅時医学総合管理料』とは
在宅で訪問診療を行いながら、夜間・休日に急な体調変化等があっても、必要に応じて往診や他の専門医・病院等の紹介を行う制度です。こうした24時間体制を組むために、定額固定の診療費を頂戴する方法となっております。
※2 厚生労働大臣が定める状態(1)か(2)に当てはまる状態の方
(1)以下の疾患等に罹患している状態
◎末期悪性腫瘍
◎スモン
◎難病法第5条第1項に規定する指定難病
◎後天性免疫不全症候群
◎脊髄損傷
◎真皮を超える褥瘡
(2)以下の状態の方
◎在宅自己連続携行式腹膜灌流を行っている状態
◎在宅血液透析を行っている状態
◎在宅酸素療法を行っている状態
◎在宅中心静脈栄養法を行っている状態
◎在宅成分栄養経管栄養法を行っている状態
◎在宅自己導尿を行っている状態 ◎在宅人工呼吸を行っている状態
◎植込型脳・脊髄刺激装置による疼痛管理を行っている状態
◎肺高血圧症であって、プロスタグランジンI2製剤を投与している状態
◎気管切開を行っている状態
◎気管カニューレを使用している状態
◎ドレーンチューブ又は留置カテーテルを使用している状態
◎人工肛門又は人工膀胱を設置している状態
自己負担金の概算 1ヶ月あたりの目安
- 70歳以上(1割負担)
- 約6,500~18,000円(上限)
- 〃 (2割負担)
- 約13,000~18,000円(上限)※
- 〃 (3割負担)
- 約19,500~上限なし
- 69歳以下(3割負担)
- 約19,500~上限なし
※医療費負担の上限は全国一律で決まっています
※適応区分により金額が変わります
※「限度額適用認定証」等をお持ちの方は上限が異なります
お支払方法について
◎ひと月分まとめて請求 ◎銀行口座から自動引き落とし等
居宅療養管理指導サービスについて
当クリニックでは、医療保険と合わせて、介護保険の『居宅療養管理指導サービス』を提供しております。これは定期訪問診療に加えて、主治医がケアプランの作成などに必要な病状などの情報を提供し、介護に必要な指導、助言をするものです。患者さまがより良い介護サービスを受ける為に必要なもので、患者さま、ご家族さまの同意を頂いた上で実施しております。
注意事項
-
- 交通費はいただいておりません
-
- お薬代に関しては、薬局にお支払いください
-
- 上記はあくまで、目安となりますので、診察の内容・回数によって金額が異なります
-
- 初診月は、初診料がかかり、月3回以上の往診となります
公費負担医療証等をお持ちの方や、新しい保険証が届いた方、また、自己負担割合や介護度の変更があった場合には必ずご連絡下さい
訪問看護・リハビリの利用料について
利用回数等により自己負担額が異なります。直接お問い合わせください。
ファミリークリニック蒲田訪問看護ステーション
TEL:03-5744-3361
在宅がん医療総合診療料のご案内
在宅がん医療総合診療の対象
在宅での療養を行っている通院が困難な末期の悪性腫瘍患者が対象です。
在宅がん医療総合診療料の概要
在宅がん医療総合診療料とは、『定期訪問診療・定期訪問看護・処置・注射・検査などの料金が包括される』というもので、今までの出来高での料金とは異なり、1週間ごとに決まった料金が発生します。
訪問回数
医学的な観点から定期的な医師による訪問診療と看護師による訪問看護を週4日おこないます。
※緊急往診の場合は出来高の請求になります。
※週4日以上訪問できなかった場合は出来高の請求となります。
※入退院をされたり、サービスが週の途中で終了する場合は適応の対象外となります。
基本料金(令和3年4月現在)
処方箋が交付された週とされなかった週で料金が変化します。
1割負担の方
処方箋ありの週 → 12,600円
処方箋なしの週 → 14,000円
2割負担の方
処方箋ありの週 → 25,200円
処方箋なしの週 → 28,000円
3割負担の方
処方箋ありの週 → 37,800円
処方箋なしの週 → 42,000円
*訪問看護療養費も含まれています
よくある質問
Q他の病院にも通院できますか?
専門治療や特殊な検査など他の医療機関にも通院いただけます。在宅及び施設での療養は当院で医学管理いたします。
病診連携に積極的に取り組んでいます。
Q再入院が必要になった場合、以前入院していた病院に戻れますか?
病状の変化により、在宅医療の継続が困難になることがあります。その場合、以前入院していた病院に入院依頼を行います。しかし病院の空床状況などにより受け入れ困難な場合は他の医療機関を手配いたします。
Q薬を配達してもらえますか?
薬剤配達可能な調剤薬局を紹介します。
(ご自宅に配達の際には、薬代金の他に500~1,000円程度かかります)
Q訪問看護やリハビリもお願いできますか?
訪問看護ステーションを併設し、サービス提供しています。
Q緊急時には、夜中でも対応してもらえるのでしょうか?
当院では、24 時間・365 日の緊急対応を実施しています。緊急時専用の電話にお名前・ご住所・ご病状をお伝えください。状況に応じた対応をさせて頂きます。
Q緊急時のみの往診はしていただけますか?
24時間・365日対応できるのは、定期的に訪問診療を行っているかかりつけ患者さまのみとなります。
Q緊急時はいつでもすぐに対応して頂けますか?
他の急患の処置中など、対応できない場合もあることをご了承下さい。その際は、連携医療機関への救急搬送などの対応をさせて頂きます。
Q家族が仕事で忙しいので、夜間に訪問診療してもらえますか?
24時間・365日対応は緊急時のみとなります。通常の訪問診療は、診療時間内にお願いします。
Q主治医は交代しますか?
はい。定期的に主治医は交代します。定期的に交代することで、医師間の情報共有が円滑になります。複数の医師によるチーム医療を行う上で情報共有が大切です。ご理解いただきますようお願い致します。
▼その他▼
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